塗装へのこだわり
塗料は数十種類の着色顔料と金属やガラスなどの光輝顔料の組み合わせにより、その自動車に合ったボディ色を、自分の目と経験で作り上げていきます。
自動車の色の種類は、大きく分けて、ソリッド・メタリック・パール・またはその混合で構成されています。その色は、正面・45度・透かしで違って見えるため、調色するにはかなりの経験とセンスを必要とします。
塗装の手順
塗装の手順として、鈑金後
→ 塗膜処理(色、パテが剥がれないように細かいキズをつけます)
→ 清掃・脱脂
→ パテ塗布(場合によっては数種類を使い分けます)
→ 研磨→塗膜処理→清掃・脱脂
→ プラサフ塗布(防錆液体パテ)
→ 清掃・脱脂 → 調色 → 上塗り
→ マスキング→クリアー塗装→強制乾燥
→ ゴミ取り、肌調整 → 磨き(数種類のコンパウンドを使用)→ 清掃(組付けへ)
と、多くの工程があります。
空気循環のよい圧送式塗装ブースで内で、人体・環境・仕上がりへの配慮をしつつ、調色済み塗料を数μmずつ塗り重ね、仕上げていきます。
塗装の作業工程については、こちらのページもご覧下さい。