鈑金へのこだわり
ボディなどに使用されている、高張力鋼鈑を技術・知識・経験を活かし、金槌による鈑金にこだわり、パテの使用を減らしています。
鋼板は、叩き過ぎると伸びてしまうため。そして、パテを盛りすぎると、振動・水に弱いため、割れや腐る原因となるためです。
上の写真は、衝突事故の修理をするため入庫した車です。塗装表面にヒビが入っていたため、塗膜を剥ぎ取ってみると、大量のパテが出てきました。パテというものは、有害物質を含んでいます。そして、水を含むと腐食したり、衝撃を受けるとヒビ割れします。また、パテの収縮により、鉄板をも変形させます。
これが原因となり、車体の鉄板が錆びて、腐食します。これは、修理箇所の鈑金手抜き作業が大きな原因です。(パテで誤魔化している)
「職人のプライド」で、パテの減量に努力しています。
当社では、お客様に愛車をより長く・大切に乗って頂くために、「職人のプライド」でパテの減量に努めています。
フレーム(人間でいう、背骨)が曲がってしまったものを、1mmの寸法にこだわりながらフレーム修正機により、寸法図通りに修正していきます。
フレーム修正機を設置している工場は、あまり多くありません。弊社は、フレーム修正機を2台も所有しています。
愛車を守るため、スポット溶接にもこだわっています。
内板骨格パネルや外板パネルを接合するための「スポット溶接」では、メーカーが目指す
「電流値」
「通電時間」
「加圧力」
にこだわり、最新のスポット溶接機を導入し、品質向上を目指いしています。