アンダーコートとは
アンダーコートは、車の下回りの錆、腐りを防ぐために防錆、防音を施した塗装です。色を吹き付けるだけの作業(シャーシブラック)から、部品脱着、錆取り、腐食処理を行い、膜厚のあるゴム系、ビチューメン系等を塗付するものまであります。
錆の原因
主に、走行中の小石の巻き上げからくるキズや泥水、融雪剤、潮風による酸化が原因となることが多いです。錆の放置をすると腐食が進みボディに穴が開き、その後ボディ剛性が著しく劣化し、安全性が損なわれます。
防錆方法
ご希望により、下回りの部品(マフラー、アンダーカバー、ホイールハウスライナ等)を脱着、清掃をして、マスキング作業を行います。
ホース類、プラスチック等小部品のマスキングも行います。
塗付した際のミストがボディへ付着しないよう、しっかりマスキングします。
きっちり膜厚を付けるよう、専用ガンでアンダーコートを施工します。
奥まった箇所も、ガンと耐熱塗料を使い分け、しっかり施工します。
耐熱塗料には、高温に対応できるもの、柔らかいもの、固めのもの等があり、塗付する場所によって使い分けを行います。マフラー等は、高温になるため高温対応な耐熱塗料を塗付します。
専用の耐熱塗料でマットブラックへ!!マフラーエンドのメッキは活かすため、マスキングにて施工します。
ボディと接触する場所は、下方からは見えない部分の防錆対策もきっちり出来ます。
※写真は、ランドクルーザー40